明蓬館高等学校におけるスタッフとは
特別な教育ニーズを有する子どもやその保護者に対して適切な支援を行うために学校内に設置された組織(SNEC:スペシャルニーズ・エデュケーションセンター、以下すねっく)を運営する役割を担います。また、学校外の関係機関や専門家、の特別支援学校との連携を行います。資質として、障害のある生徒の発達や障害全般に関する一般的な知識、カウンセリング能力、個別の指導計画の作成,実施,評価,及び保護者への説明責任を果たすコミュニケーション能力、保護者からのリクエスト、クレームへの傾聴や対応能力などがあります。
明蓬館高等学校の特徴
明蓬館高等学校(以下、明蓬館と略す)は、広域通信制で普通教育課程による高校です。主にインターネットを中心とした在宅と学習と対面での学習を進めるコースです。担任の先生が付き、生徒に添いながら励まし、保護者には学習状況を説明し、本人の能力にあった指導をしつつ卒業まで導くように支援しています。 他の通信制高校との違いは、「特別支援教育」に力を入れていることです。発達障害など、教育や心理上に課題を抱え、学習や行動面で苦戦している生徒をどんな高等学校よりも積極的に受け入れていることです。
特別支援教育とは
「特別支援教育」とは、障害のある生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、生徒一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その潜在的な能力を引き出し、生活や学習上の困難を改善又は克服又は共生できるようにするため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。
求める条件
生徒達の中には不登校や引きこもりを経験した生徒も少なくありません。しかし、それらは発達障害を第一次起因とする、二次的障害あるいは三次的障害であることが多いのです。 従って、
- 主に自閉症スペクトラム、LD(Learning Disabilities)、AD/HD(Attention Deficit / Hyperactivity Disorder)などの発達障害についてのアセスメント(実態把握の手続き)の基礎知識、素養を身につけておられる事
- 教員や保護者、外部の専門機関との渉外、意思疎通に困難をきたさない、
あるいは習熟できるよう努力出来る事
- 支援の方針を立て、本人の変化や支援の効果を検討するために用いる、応用行動分析(ABA:Applied Behavior Analysis)という手法を知っている、あるいは運用出来る事
- 相談員については、その資格として、以下のいずれかを持つ事が望ましい。
特別支援教育士、臨床心理士、自閉症スペクトラム支援士、学校心理士など
【職種】
【主な職務内容】
- 発達上の課題を抱える生徒が置かれた環境への働きかけ
- 関係機関等とのネットワークの構築、連携及び調整
- 学校内におけるチーム体制の構築及び支援
- 心理検査の実施、関係者へのフィードバック
- 保護者及び教職員等に対する支援、相談及び情報提供
- SNEC(さいたま、青山、本厚木など)に対する巡回指導
- 前項目に定めるもののほか、校長・SNECセンター長が必要と認める事項
【勤務地】
- 明蓬館 SNEC(品川・御殿山SNEC、横浜・関内SNEC)
【勤務時間】
- 午前9時から午後5時30分(休憩45分)
月8日以上(曜日は別途調整)
【賃金】
- 当法人規定により、また、応募者の勤務条件、能力と経験に応じて優遇
【応募資格】
- (支援員・相談員に共通して)教育と福祉の両面に関して専門的な知識及び技術を有するとともに、過去に教育や福祉の分野において活動経験の実績がある者
- (相談員について)臨床心理士または特別支援教育士、学校心理士等の資格を有する者
【応募書類】
- 履歴書 職歴書
- 資格証明書の写し
- 自己紹介文(180文字以内)
【明蓬館高等学校 SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーションセンター)支援員・相談員に関するお問い合わせ】
明蓬館高等学校 校長室
〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-22 明蓬館 品川・御殿山SNEC内
電話: 03-6721-9825 ファクス:03-6721-9826
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